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鍋野企画様作 ゲームデザイン:鍋野ぺす イラスト:鍋野たま
『ムッジーナ!』プレイ人数2~5人 プレイ時間10~20分程度
人間の記憶力とは、とても気まぐれであてになりません。
完璧に記憶したと思っていたものあっても忘れてしまったり、ふとした瞬間に思い出したり。
そんな経験誰しもあると思います。
目で見た情報を覚える。単純に思えますがかなり複雑なメカニズムがあるのだとか。
こちらのゲームも人間の記憶がいかにあてにならないかを実感できるかと思います。
2人は見たもの聞いたものを上手に伝達するのは得意ですか?
私は・・・どちらかといえば苦手ですねぇ
得意ってほどでもないですけど、普通だと思います
なんというか、予想通りの回答でしたね
確かにチップは苦手よね。この前も旅行中に電話かけてきてくれたけれど、擬音ばかりで何も伝わってこなかったわ
えぇ~あの時ダイスちゃん「それは凄いわね♪」とか「良かったじゃない♪」とか言ってくれてたじゃん
(それはもはやただ理解するのが面倒だから聞き流されているだけなのでは・・・)
グオォ~ってなっててそこから地面にバシャーンとか言われても場景浮かばないのよ!
まるで連想ゲームみたいですね
最近はイメージをするゲームをよくプレイしていたので、今回はまちがい探しをしてもらおうと思います
まちがい探しですか?そのワード久しぶりに聞きました
小学生くらいまでよね。よくそういうのやっていたのは
ゲームはとても分かりやすいので、そのくらいの子でもプレイ可能です。ではプレイしてみましょう
~実際やってみた~
ではまずこちらのカードを見てください
はい、先生!全部同じです♪
よく見なさい。微妙にそれぞれ違うでしょ?
見るべきポイントは耳、葉、目、鼻の長さ、ひげの5箇所です。よってこれは1つたりとも同じカードではありません
よ~く見ると違いますねぇ
では次にこちらのチップを・・・紛らわしいですね。パネルを見てください
紛らわしいってなんですか!!
先生!全部柄が違うから全部違いま~す
全部違うというのは正しいのですが、柄は関係ないですからね。あくまで見るポイントはさきほどのの5箇所です
カードとタイルを照らし合わせて合致しているものを取るというゲームなのね
話が早くて助かります。ではゲーム準備していきますよ
パネルを全て表向きで広げます
これ全部で何枚あるんですか?
28枚。全て異なるパターンで28枚存在します
結構ありますねぇ~間違えそう
次にカードはシャッフルして山札にします
最後に準備ボードとコマを各自に渡します。チップは赤、ダイスは青、私は白です
これでスタートになるのですが、チップどうしますか?ハンデ欲しいですか?
ハンデあるとどう変わりますか?
通常ここから山札から4枚ずつ裏で配って「よーい、ポン!」の合図でカードを表に向けてカードと同じパネルを取っていく事になります
なるほどね。ハンデつけた場合はその枚数が少なくてよくなるのね
ほほぉ~それは欲しいハンデですねぇ
ではダイスと私はふつうの4枚で、チップはこども用の3枚でよろしいですね?
ちょっと待って!こども用?
はい。ハンデで2枚なら「ひよっこ」3枚なら「こども」です
私子供じゃないもん!私も4枚でいいです
(そういうところが子供なのよ)
ではハンデ無しでいきますよ
スタートして見つけたパネルはカードと並べてください。全部探し終わったら「ハイ!」と言ってください
そこからカードやチップには触れなくなります
全員探し終わったら、チェックに入ります
先生!
・・・いえ、マスター
(しっかりうつってる)
もし自分が探しているパネルを他のプレイヤーが間違えて持っていたらどうすればいいでしょう?
その場合、そのプレイヤーに間違っていることを教えてパネルをもらってしまって構いません
間違っていたプレイヤーはまだ「ハイ!」と言っていなければ選び直しが可能ですよ
ではスタートしましょう
よーい、ポン!
よーい、ポン!
・・・・
あぁ~似てるだけだったぁ
あった、あったこれね♪
・・・・
マスターこのゲームだと集中しすぎて喋らないのね
全然見つからないよぉ~
・・・・揃いました!ハイ!
早ッ!急がないとぉ~
あっそれ私が探していたパネルよ。もらうわね
そんなぁ~
ハイ!私も完了
・・・ハイ!私だけ妙に時間掛かった
それではチェックをしていきますよ。遅かった順に見ていきます
ではチップ見せてください
は~い
残念ねチップ。1つ間違っているわ。これよく見なさい
あぁぁ~!!
これは私とダイスどちらかに間違いが無い限り最下位決定ですね
順位は間違いが無く、早く探せたプレイヤーが1位。間違えたプレイヤーが最下位です
2人以上間違えたプレイヤーがいる場合は、より早く探し終えた間違いプレイヤーが最下位になります
次のチェックは私ね
クッ!間違いが見当たらない
そうですね。正しくできています
OKね♪
最後に私です
こっちも間違いが無い
残念だけど指摘するところが無いわ
という事で1位が私、2位がダイス、最下位がチップという事になります
順位ボードのコマを動かしていきます。1位は2マス、最下位は0。その他は1マス進みます
ここまでの流れを繰り返し、ゴールに一番早く辿り着いたプレイヤーが勝者となります
ちなみに1位を取ったプレイヤーは次のゲームでは+1枚カードを追加で受け取ります。なので私は次は5枚揃えないといけませんね
それはともかく、ねぇチップ?ハンデつけたら?一番揃えるのが遅くて、しかも間違いがあったのよ?このままやっても厳しいと思うけど
絶対イ~ヤ!次は1位取るもん!
・・・そっそう?ならいいんだけど
その後、チップが1位を取ることは一度も無くゲームが終了を迎えたのは言うまでもない。
このゲーム、難っじーなぁ
ただそれ言いたかっただけでしょ!
こちらのゲームが気になった方は是非鍋野企画様のブログにアクセスしてみてください。
鍋野企画様のブログはこちら
http://bodogegiga.jugem.jp/
またのご来店をお待ちしております♪