本日のメニューはこちらとなっております
サイタニヤ 様作
『トリテジャパン』プレイ人数:3~6人 プレイ時間:20~30分
都道府県の人口や面積などの統計を使い、自分の手札の指定した統計は、全国の中で高いのか低いのか予想するゲームです。
ゲームが終了したころには少しだけ日本に詳しくなっているかもしれません。
統計を扱うゲームっていうのは斬新ね。どうやって遊んでいくのかしら?
実際に見た方が早いと思うのでこちらをご覧ください!
これはハイ&ロウカードです。裏がハイになっていて記載されている内容はそれ以外は同じです
総人口数とかいろいろ書いてあるけど、これは全国の47都道府県の平均の数字って事なんだよねぇ?
はい、この全国平均の統計が基準でゲームを考えていく事になります。これは常に見える状態なのでいつでも確認できます
47都道府県のカードも、もちろんあって各都道府県ごとにこんな感じで記載されています。例えば熊本!
うん、これは熊本の人口から年間の交通事故発生件数までが書いてある感じだね
全国平均と見比べてみると熊本の人口は平均より少ないのね。気温と降水量は平均以上って事もこの情報からわかるわ
そう♪ダイスお姉ちゃんが今言ったことが正にこのゲームのキモの部分です♪全国平均より少なければロウ。以上であればハイになるんです
このゲームでは、先ほどの熊本のように47都道府県のカードがプレイヤーに配られ、親のプレイヤーが全国平均と手札の都道府県カードを見比べて「この都道府県のこれなら勝てそうかな?」っていうところに当たりを付けてハイかロウを宣言するんです
例えば~「全国総人口のロウ」とかですね
なるほどぉ~それで条件に合う都道府県のカードをプレイヤーが出す感じかぁ
はい♪その通りです。3人でゲームをしていたとしたら1枚ずつ裏でカードを全員出して、出揃ったところでせーので表にします。これも一例ですが結果こうだったとしましょう
この場合は、人口のロウの指定があるから最も人口の少ない鳥取県を出したプレイヤーが勝つことになるのね。あら?この下矢印と上矢印は何かしら?
それはちょっとしたヒントになっていて、下矢印なら全国ワースト5以内。上矢印はベスト5以内を示しているんですよ
鳥取ってやっぱり少ないんだねぇ
そしてここから少し話が複雑になってしまうんですが、鳥取を出した方はまだこの時点では勝ちとはならないんですよ。正確にはこのゲームでいえば1トリックを獲得したと言えるんです
どういうことなの?
トリック?
どちらを先に説明するか迷っちゃったんですが、どんな進行をするのかを優先しちゃいました。これからトリックについて説明します
先ほどの沖縄、佐賀、鳥取の勝敗で一番ロウであったのは鳥取でした。鳥取を出したプレイヤーは勝利したので、3枚のカードを1まとめにして手元に1つの山として置いておきます。この手元に山になったものをトリックといいます。次にまた同じ人が勝利するとまた3つのカードを受け取って手元に混ぜずにまた1つ山を作ります。そうすると2トリック獲得しているという事になるんです
ここまで聞いていると勝利しているようにしか見えないのだけれど?
はい、実はこのゲームではこの都道府県のハイ&ロウの勝負をする前の段階で決まり事が存在するんです
決まり事?
ゲームの最初にカードを3人の場合は16枚ずつ配ります
ちょっと待って。47都道府県なのに一人16枚はどうやってもならないわよ?
それは最初に親、このゲームではリーダーをするプレイヤーを決めるために、リーダーカードが含まれるからですね
このカードにもちょっとクセがあるのですが、今はトリックの方が先ですね
配られたカードを自分だけ確認して、カードを全て使い切ると1ラウンドが終了しますが、それまでに何トリック(勝利)できるのかあらかじめ宣言をして、このトリック宣言カードに自分のコマを置く必要があるんです
その宣言通りにならないと勝利したことにはならないって事なのね?
正確にはそれも違っていて、各場合によって、もらえる点数が変わってくるんです
すべてのカードを使い切った時に宣言した通りのトリック取得数であった場合は宣言数×2の点数。3トリック宣言だったら3×2なので6点になりますね
宣言より多かったら、獲得トリック数が得点。宣言より少なかったら0点。1つもトリックできないと0を宣言してその通りトリック取得しなかったら7点。もし取得してしまったら-3点をもらう事になります
得点が分かったところで、こちらの得点カードに自分のコマを配置する事になります
なるほどねぇ~だから1トリックしたさっきの場合のみで、勝利したとは言えないって事だったのね
う~ん、そうなるとこのゲームってどうやったら終了するの?
ゲーム終了条件は3ラウンド終了した時点で一番高い点数のプレイヤーか、それまでに20点以上獲得したプレイヤーが勝者になります
カードを全て使い切るって言っていたけれど、その中にリーダーカードが含まれているわよね?どういう扱いになるのかしら?
そうでしたそのカードについても補足しないとですね
このゲームでは、最初にカードが配られて親となるリーダー以外は、トリックできたプレイヤーが常に次のリーダーになるんですよ。リーダーは自分で何の統計でハイ&ロウの勝負をするのか決められるのでゲームを優位に進めることができます
しかし、そのリーダーカードを出すことで、その時の勝負はハイでもローでもないので必然的にトリックは獲得できませんが、トリックしたプレイヤーではなく使用したプレイヤーが次のリーダーになることができるんです
どうしてもリーダーになっときたい時に使うといいかもね♪
ただし、このカード注意しないといけないのは記載もされているのですが、このカードを最後に使ってしまった場合はどんな結果になろうとそのラウンドは得点は0になってしまうので、使いどころは考えないといけないですね
これがトリテジャパンの全容となります~♪
配られた都道府県のカード見ると、こんなに事故多い県なのね!とか思っていたより平均気温は低いのねとか学びがあるわね
そういったところにも目を向けつつ、ゲームを楽しんでみましょう♪
記事を読んで気になった方はサイタニヤ様のゲームマーケットページ
https://gamemarket.jp/game/179419
まで足を運んでみてくださいね♪
またのご来店をお待ちしております