本日のメニューはこちらとなっております
JUGAME STUDIO様作 ゲームデザイナー:川村 有
『ワインレーティング』プレイ人数3~4人用 プレイ時間30~50分程度
本日は対象年齢は20歳以上と大人向けのゲームのご紹介です。
ワインを片手に飲みながらゆっくりと遊ぶのがオススメ。
もちろん20歳以下でもゲームはできますし、購入も可能です。
プレイヤーはワイン業界を代表するワイン評価家であり、その投資家。
上手く自分の投資したワイナリーに高評価を付け、自分の得点にする事を目的とします。
う~ん
どうしたのダイスちゃん?今日はずっとそんな感じだったねぇ
仕事で悩んでいるのなら言ってくださいね
いえ、仕事に不満とか無いです
実は母の誕生日が近くて。ワイン好きだからプレゼントしたいのですが色々あるみたいでよくわからいんですよね
あれは?ぼっボージョレ・ヌーヴォー?だっけ?
良く聞く名前よね♪
いえ、それは時期が・・・
そういうのもわからないから困るのよ。産地とかもあるし
飲む訳にもいかなし、テキトーに選ぶのも嫌だもんね。う~ん
コトッ
ん?マスターそのワインの絵柄の箱は何ですか?
私も実は恥ずかしながらワインに詳しくなくてですね
まともなアドバイスもできないので、せめてゲームをしながら少しでも知識を得られればいいかと思いまして
マスターさん、やってみたかっただけですよね
半分当たりです
いいわ。頭の中もやもやしてるし気分転換よ
~実際やってみた~
準備をしましょう。この全部で8枚あるワイナリーカードをこのように並べます
産地の名前ね。あっ!山梨にもあるのねワイン!
カリフォルニアはわかりますけど、ボルドーとブルゴーニュってどこの国でしょうか?
両方ともフランスですよ。ボルドーはフランス南西部。ブルゴーニュは東部に位置する都市ですね。共にワインの名産地です
なんとなく名前は聞いた事あったけどワインの産地だったのね
次に使うのがこの2色ある評価カードです。互いに-3点から+5点まであります
この「スワリング」っていうのがちょっと他のカードと違うような気が・・・?
スワリングカードだけ特殊カードですね
このカード置いて、コイン使えば他の置いているカードと場所の入れ替えができるんだね
使いどころが大事というところかしら
手数が人より1回コインを使う事で減ってしまうので、そこも踏まえてどう使っていくか考えたほうがいいでしょう
これらの評価カードを全部良く混ぜて、このように上から赤・黄・赤・黄と裏向けで並べます
1ラウンド終わるまでこの4枚のカードは表になる事は無く、何点なのかはなのかはわかりません
これって全てのカードを使っているからゲームが進むにつれて裏の4枚がマイナスかプラスかある程度わかってくるのね
そっか。ラウンドの最後の方になるとほとんどカードが出尽くしてるから、たぶんあれはマイナスだろうなぁ~とか予想ができるんだ♪
あとこちらもお渡しします
そのプレイヤーカードにコインを1枚ずつ配置してください。何枚コインを持っているのかわかるようにしておきます。
チップは赤、ダイスは青、私は今回緑を使用する事にしましょう
このコインを使って投資をするんですね
えぇ、その通りです。ただし条件があって必ず投資にはコイン2枚を使用しなくてはいけません
具体的にはどうやって投資するのかしら?
今の状態で投資するとしたら、このように1枚ずつを投資する
もしくは1つのワイナリーへ2枚投資する
この2つの選択肢になります
投資されたワイナリーには他の人は投資できないのでしょうか?
そんな事はありません。ただし、既に他のプレイヤーが投資しているコインを超える枚数でなければそのワイナリーの所有件は得られません
私が先ほどのように1枚ずつ置いた状態だとしたら、チップが所有権を獲得するには2枚一つのワイナリーへ投資をすれば良いのです
ゲームが3ラウンドあるから1ラウンド目はワイナリーの所有権を持っていたとしても、その後の投資によっては所有権を持っているプレイヤーが変わる事も有りそうね
ラウンドが終わった後、投資しているコインは半分なくなります。早見表がありますのでそちらを参考にしながら戦略を立ててください
投資についてはわかりました。ワイナリーへの得点は出ているカードの列の合計って事でいいのかしら?
そうです。各ワイナリーに並んでいるカード列の合計が所有権を持つプレイヤーの得点となります
では手札も配りましたので始めましょうか。折角ですからダイスからスタートしましょうか
う~ん、どうなっていくか全く読めないからなかなか困るわね。これにしておきましょうか
あっ言い忘れていましたが、ゲームを盛り上げる為に出したカードの文書も読み上げる事にしましょう
えぇ!えっと、びっビロードのような滑らかさを感じさせる~驚くべき完成度!ってこれでいい?
及第点ってところでしょうか
ダイスちゃん、ビロードってなぁ~に?
知らないわよ!!
※ビロードとは、滑らかでつやのある織物の1つです※
カードの一番下にはワインに関するちょっとした知識も書いてあります
ほんとだわ。思わず読んじゃうわね
あと同色ボーナスというものが存在しまして、同色のカードを4枚一列に揃えた場合、その列のワイナリーには+4点が加点されます
ヤマナシのワイナリーが今のところ可能性がありますね♪
では次は私ですね。「幼少時代の記憶がなくなる突き抜ける酸味!」酢です
酢にまで感想があるんですね。それにしても酢で表現が大袈裟な気もしますねぇ
ワイン愛好家はこういった表現力が必要なのかもしれませんね
それはそうと早速ヤマナシの同色ボーナスの可能性は消えたわ。あっでも今度はブルゴーニュが可能性はあるのね
マイナスは入っていますが、高い点数になる可能性もまた秘めてはいます。特化させ過ぎては直ぐに投資されてしまいますからね
じゃあ、次は私ぃ~
「まるで田舎の味噌汁を思い出すダシと埃の味わい」ダシの効いたです
その感想を聞いただけで美味しく無い事だけはわかるわね。流石-3点
チップが配置した場所がダイスの配置した3点を打ち消してます
ちょっとこの段階では投資は考えられないわ。2人ともマイナス置くから困ったものね
「タンニンの渋みを感じられるフルボディーな辛口」バランス良い
ダイスちゃんは同色ボーナスを狙っている感じが見えるねぇ
マイナスが続いていますからね。じり貧になってしまうのも考えもの
では、「スケールが大きく飲むものを幸せな気持ちにする至宝」雄大な広がり
う~ん、相殺し合っている感じだから裏になっているカードが気になりますね
まだ読めないのよねぇ高得点のカードが出てきていないのよ
その様子だと裏になっているカードに高い数字が入っている可能性は十分にありますね
「ユニークで唯一無二の乱暴な味わい」個性的
これでスペインのワイナリーは決まりましたね
裏になっているのが高得点なら結構いいわね
決めたわ!私はスペインにコイン2枚を投資します
そうですね。そろそろ動く頃かとは思いましたよ
私は引き続き評価をします。「贅沢なコクとウットリ余韻の極上プレミアム」ヴィンテージです
やっぱりマスターが高得点持っていたのね
う~ん、どうしようかなぁ
よしっ!私も投資をします。場所はブルゴーニュ♪
それなら私はこれを出すことにするわ
「この世のものとは思えないワインではない何か」ワイン的な何かよ♪もちろん置くところはこ~こ
あぁ~ダイスちゃん酷い!
戦略としてはそうなりますよ。他のプレイヤーの得点をみすみす上げてしまう人はいませんからね
ムムゥ~
私は投資をします。場所はカリフォルニアです
こうなったらここにスワリングを置きます
そこで置いたスワリングにコイン2枚を使って、「ワイン的な何か」と場所の入れ替えをします
思い切りましたねチップ
他のワイナリーも高得点にはなりそうにないし、使ってみたかったんです
なるほど。そういう使い方をするのね♪
コインの置かれたスワリングカードは2点扱いになりますので、ブルゴーニュは現時点で4点はあります
最後の一枚ね。「凝縮感がありドレッシーな魅力溢れる絶品」凝縮感
ふむ、私もスワリングを置きます
チップと同様、コインを使って「ワイン的な何か」と場所を入れ替えます
マスターさんもマイナスを回避ですね
黄色は高得点が裏の可能性がありますからね。カリフォルニアで高い点がでればよいかと
私も最後の1枚。「テロワールの力を余すことなく発揮した幻の超稀少商品」王侯貴族御用達
チップ!それを残していたんですか?!
ラッキーだわ♪それならヤマナシにコイン2枚投資して1ラウンドはおしまいね
使い道考えていたら残っちゃったんですよねぇ
では全てを使い果たしたので、裏になっていたカードを表にしますよ
(高い数字になって!)
(お願いしますぅ!)
グッ!カリフォルニア伸びなかったですね。さて各自得点を申告してください
私は所有権があるのはカリフォルニアのみですので合計5点です。これは厳しい
私はブルゴーニュで合計9点です♪裏が+5点だったから高得点
こっちは所有権がスペインとヤマナシで二つの合計を合わせたら11点ね。ヤマナシが伸びたわ♪
1ラウンド目の結果はこうなりました
まだ勝負はわからないねダイスちゃん
このまま2ラウンドでも引き離すわよ!
(すっかりワインのプレゼントの事を忘れていますが・・・後で考える事にしますか)
3ラウンド行い最も得点が高かったプレイヤーが勝者となります。
戦略性の強いゲームですので、ゆっくり楽しみながらプレイする事をお勧めいたします。
現在ワインレーティングでは拡張セットとして、
「ワインレーティングヴィンテージ」も販売しております。
こちらには戦略の幅が広がる効果カードが8枚入っております。
ダイナミックな戦略を可能にするので、興味がある方はぜひお手に取ってみてください。
記事を読んで気になった方はJUGAME STUDIO様ホームページ
http://www.jugame.info/
まで足を運んでみてくださいね♪
またのご来店をお待ちしております♪