新日本帝国暦82年。
作家になるには免許が必要となった日本で、物語を書くことを諦められない男、林。 恋人の祥子に支えられながら作家を目指すも、書けるものといえば悪友の森下が
持ってくる違法官能小説の仕事ばかりであった。
そんなある日、松田と名乗る日本政府の役人が林のもとを訪れる。

「日本の象徴にふさわしい物語を作って欲しい」
悩みながらも、その依頼を受けた林は、日本の象徴候補である、 桜木麗華の物語を書き始める。

これは、桜木麗華が、いかにして日本の象徴と呼ばれることになったのかの物語。


全ては、桜吹雪の中へ――――。
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