本日のメニューはこちらとなっております
ジャグラーズ☆パーティ様作 ゲームデザイナー:SoMay
『七味ならべ』プレイ人数1~2人用 プレイ時間:10分程度
七味唐辛子。日本で古くから親しまれているミックススパイスである。しかし実際七味に何が入っているかを知る者は少ない。それもそのはず、七味は「唐辛子を含め香辛料が7種類入っていること」以外に中身に特に決まりは無く、地域や店によってそれぞれ配合が違うのです。
プレイヤーは、七味売りとなって、誰よりも素早く正確に七味を完成させましょう!
んっ?普段店からは漂わない匂いがするわね
言われてみればそうだねぇ。んん~味噌?
ちょっと厨房を覗いてみましょうか
~厨房にて~
あっマスターさん!
おやっ?チップですか。それにダイスまで。一体どうしましたか?
いえ、喫茶店ではまず嗅ぐことの無い匂いを感じたもので・・・
マスターさんが作っていたんですねぇ♪味噌汁ですか?
冬になりましたし、この時期には特に美味しいと感じる豚汁を作っていました。美味しいですよ♪
喫茶店で豚汁・・・自由過ぎるわ
あってもいいと思うけどなぁ♪ファミレスだって和洋両方あるんだし
たまたま作っただけなので、限定メニューです。レギュラーメニューにはするつもりはありませんので安心してください
毎日出すのも、多少問題がありますし
問題?ですか?
チップは皇珈堂へ入る時何を感じますか?
珈琲の香りがしますよね。・・・あっそうか!
味噌の匂いが充満して、ここの良さが半減してしまうって事ね
その通りです。やはり喫茶店にはこの珈琲の香りが一番です
ですので年に数回出す程度なのですよ。稀な事なので常連さんはよく注文してくれます。2人とも作りたてですし、いかがですか?
もちろんいただきます♪
ありがとうございます♪
確か七味唐辛子があったと思うので、必要ならばチップの後ろの棚にあると思いますので、そこから取ってください
私は使おうかな。はい、ダイスちゃん
ありがと。ん?これ一味ね
まぁ~似たようなもんだよ。う~ん美味しいですぅ♪
(いやいや、残り6つの香辛料どこいった?!)
とりあえずいただきます。あっ・・・美味しい♪
満足いただけたようでなによりです。ちなみに七味と一味が似たようなものというのは間違いではありません
一味は乾燥させた唐辛子の実をすりつぶして粉末にしたものです
七味はそれをベースに6種類の香辛料を加えたものでその6種に決まりがありません
へぇ~
メーカーが出している七味も使っている香辛料が違っていたりするのですよ
更に余談になると物によっては海外への輸出が不可能な七味も存在します
・・・七味の中に、芥子(ケシ)の実や麻の実が含まれているものがあるからね?
なんでそれがあるとダメなの?
麻薬扱いになるという事よ。それをおいそれと輸出をさせちゃダメでしょ?
あぁ~なるほど
そんな七味唐辛子のちょっとした知識を得たところで、こんなものを用意しました!
七味ならべ?またタイミングがいいものを・・・
どんなゲームなんですか?
結構スピーディーな対戦型のゲームです。2人にプレイしてもらおうかと
豚汁もごちそうになってしまいましたし、さぁやりましょうかチップ
OKだよぉ~♪あっその前にもう1杯おかわりください♪
・・・・
~実際やってみた~
こちらのゲームがどういうものなのか先に説明しますと、「相手より先に七味を完成させ、フラッグを取る」というゲームになります
条件を整えて取ればいいのね
各プレイヤーにはカードデッキがあります。その香辛料のカードを見てみましょう
香辛料は色々あるんですねぇ
はい、とうがらしは11枚。その他の香辛料は各2枚ずつとなっており全部で12種類の香辛料が存在します
それで、これをどうするのかしら?
全てシャッフルして1つのデッキにします。そして手に持っていてください
あとはこのフラッグを2人の中央に置きます
※フラッグはゲームに付属されておりません。適度なものをご用意ください。(実際の七味唐辛子の容器などがいいかもしれません)
準備はこれで終わりです。ここからスタートの合図と共に手に持っているデッキからカード4枚をすばやく並べます。試しにやってみますね
ここを「場札」といいます。
白ごまと黒ごまがずいぶん似ているわね
それはあえてそうなっています。ゲームを理解するとその理由もわかりますよ
場札に4枚出したら、その前方へ任意に1枚出します。そこが「七味置き場」となります
そして空いた場札のところにはデッキから1枚補充します
この七味置き場へ7種類の香辛料を揃えフラッグを相手より早く取る。といった感じです。以降のカードは前のカードに重ねるように出します
なるほどぉ♪
そしてこの七味置き場にカードを出すのにはルールが存在します
ゲームの胆の部分ね
1つは7種類のスパイスについてです。必ずとうがらしを含む7種類のスパイスでなくてはいけません。とうがらし+他の6つの香辛料となります
次にとうがらしは何枚加えても良いのですが、その他の香辛料は同じものを入れてはいけません
だからブラフのように似たような絵柄が存在するのね
間違えそうだよねぇ
そうですね。相手より早く揃えなくてはいけないので焦りなどもあって尚更かと思います
意図せず入れてしまったって事もあるわよね?七味置き場には重ねて置いているからわからなくなる事もあると思いますし
フラッグを取ったらゲームがストップしますので、その際に初めて誤った香辛料を入れていることに気が付くことになると思います
その場合、無条件で相手が勝利する事になります
相手に勝ちを献上する事になっちゃうんですねぇ
これはフラッグを取ったプレイヤーの香辛料が少なかった場合や、多すぎた場合も同じように処理をします
フラッグを取ったプレイヤーの七味置き場の状況で勝敗が決まるのね
必ずしもそういう訳でもありません
え?他にもあるんですか?
えぇ、双方共にあとはフラッグを取るだけという事もありますからね
その場合はフラッグを取ったプレイヤーのチェックがOKだった後、相手プレイヤーもチェックをします
双方のチェックがOKであれば、とうがらしを入れている量が多いほうが勝者となります
そういう時はフラッグ取れてなくても勝てるんですねぇ
とうがらしの枚数も同じならばフラッグを取った方の勝利になりますので、やはりフラッグは先に取るのが良いいとはいえますね
あとはまれに起こるのですが、とうがらしのみで7枚そろえた場合「一味唐辛子」として七味成立と同等の扱いになります
とうがらしだけっていうのはかなり難しそうよね。可能性としてはあるんでしょうけど
1回勝ったら勝利カードを1枚出します。勝利カードがこちら。全部で2枚あります
そして次の勝負の準備として使用したカードと未使用のデッキを再度シャッフルをして次のラウンドに移ります
勝利カードは2枚あるから2勝したら完全勝利ですかね?
3勝ですね。2枚勝利カードが出て次勝てば勝利です
ちなみに1勝する毎にデッキをシャッフルする際こちらを1枚加えて頂きます
・・・これは何?
ハバネロです
いやいや、もう目と口とか付いてるし
いえ、ハバネロです
どちらかというと、はいだしょ○こ画伯が描いた○プーのほうが近いわよこれ!
いえ、誰が何と言おうとこれはハバネロです!ス○ーではありません!
・・・ゲームが進まない
とにかくこれを1枚加えていただきます!
これの効果ってなんですか?
いずれデッキから場札に置かれますよね
そうね
出しまったが最後、それは七味置き場に出すことも場札から捨てることもできません
えっ?!
・・・・つまり2勝してたら
こんな風になることもあるという事なの?
そういう事になりますね。2枚でうまくやるしかないという事です
もしそれで七味置き場に既に出した香辛料だけになっちゃったらどうなりますか
詰みです
おっ・・・お終い?
・・・・
相手の七味が揃うのを淡々と見届けるのみになります
ん?そうなると状態として互いが詰むって事も当然ありますよね?
はい、そういう事もあるでしょう。その場合は、仕切り直しとしてリスタートができます
なるほど。手詰みになってしまったらそれを願うしかないわね
説明としてはこんなところですね
ではやってみましょうかチップ
プレイしてみるとわかりますが、かなりスピード感のあるゲームになっています
番組でやると盛り上がりそうですよね
あっ今からやるんだよね。ダイスちゃん、ちょっと豚汁食べ過ぎちゃったからゆっくりでお願い
・・・自業自得でしょ。参ります!
では、スタート!
ちょっ!ちょっと待ってよぉ~!
こちらのゲームが気になった方はこちらのゲームが気になった方はJugglers☆Party様のゲームマーケットページへアクセスしてみてください。
http://gamemarket.jp/game/%E4%B8%83%E5%91%B3%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%B9/
チップ&ダイスで販売もしておりますので是非購入も検討してみてください。
デッキを増やす事で一緒にプレイできる人数も増やすことが可能となっています。
またのご来店をお待ちしております♪